山形県の原生品種で、東北の酒米・飯米の源流である亀の尾に初めて取り組みました。
栽培した契約農家・寒河江一紀氏曰く、「酒米は色々やってきたがこんなに難しい品種は初めて。毎日亀の尾のことが頭から離れなかった。」という程、栽培段階から原生品種の難しさを感じた取り組みとなりました。
出来上がったお酒は、硬質な亀の尾らしく、軽快さの中にカッチリとしたストラクチャーがあります。ほのかにマスカットやメロンのような含み香があり、繊細な旨味と上質さが感じられます。一言で言うならば、「カッチリとした本格派」に仕上がりました。
28BYに取り組んだ亀の尾を、ようやく飲み頃を迎えた11月に発売となりました。
アルコール分 16度
日本酒度 +1
酸度 1.5
アミノ酸 0.8
原料米 亀の尾
精米歩合 50%
酵母 山形酵母