最良の葡萄で造る“スペシャル キュヴェ”。上品でしなやかさを持つ秀逸なリラック。
生産者:クロ デュ モン オリヴェ
色 赤
地域:コート デュ ローヌ
等級 A.O.C.
葡萄品種 サンソー50%、グルナッシュ40%、ムールヴェードル10%
飲み口 フルボディ
熟成 85%をステンレスタンク、15%をバリック数ヶ月
雑誌評価 「ワイン アドヴォケイト2019.12」93点、「デカンター2020.03」92点、「ル ギド デ メイユール ヴァン ド フランス 2021」90点
このキュヴェは、現在ドメーヌの運営を担うティエリ、ダヴィド、セリーヌの曾祖母、マリー ジョセへのオマージュとして、彼女の名前が付けられています。マリー ジョセは、父からシャトーヌフ デュ パプの畑を相続し、この畑が後にクロ デュ モン オリヴェとしてのドメーヌ創立の礎となりました。リラックの畑の中で最も優れた区画を選び、また最良のタンクからのセレクションによるスペシャル キュヴェで、シャトーヌフ デュ パプのキュヴェ デュ パペに相対するワインとなっています。畑は、ローヌ川右岸のサン ローラン デ ザルブル村とサン ジェニー デ コモラ村にある3つの区画、"レ コース(Les Cosse)"、"カヴェイラック(Caveyrac)"、"モンコー(Montcau)"の葡萄を使用しています。土壌は、鮮新世に形成された砂質が主で、幾つかの区画は赤みを帯びたシリカに砂利の混ざる組成となっています。収穫は注意深く選別しながら手摘みで行い、最高の葡萄だけを摘み取ります。葡萄は一部を除梗します。発酵はコンクリートタンクで行います。エレガントさとフレッシュさのあるワインにしたいので、抽出を強くしすぎないようにしています。フリーランとプレスは、別々に熟成させます。熟成は85%をステンレスタンク、15%をバリック(新樽ではない)で数ヶ月行います。ブラックチェリーや赤のプラム、ラズベリー、焼いたスパイス、野生的なハーブのアロマがあります。非常にしなやかなタンニンが心地よく感じられます。