*この商品は超限定商品につき、裏ラベルのみです。表ラベルはございません。
商品の特性:サスティナビリティー栽培米。酒粕を原料にしたオリジナル堆肥+減農薬で育った地元産米・ひだほまれ。
杜氏コメント
ひだほまれの等外米を使った仕込みは今期で2期目となります。
昨年は通常のひだほまれと同様に、等外米も硬く溶け辛いお米でした。そのおかげ?もあってか、スレンダーできれいな等外米の70%とは思えないお酒になってくれました。
一方、今年は昨年と違いしっかりとお米が溶けてくれまして、旨味の分厚い展開かつ、酸も速醸とは思えない高さと複雑性を持っております。
上槽後、追熟により酸と旨味のバランスを整えました。
等外米という決して簡単ではないお米でいかに旨いお酒を醸せるか!?蔵としての挑戦酒。R4BYからリリースを始めた小左衛門等外米「お米の力」、3月に搾られたお酒はまだ若く、味わいの張りとバランスをとるために0℃タンク熟成を試みました。毎度時間の経過って日本酒の面白い要素だなと改めて感じさせられますが、先日テイスティングをしてみると、味わいの成長を見せ、等外米の可能性の高さを感じさせてくれました。
抜け心地よい透明感豊かなグレープフルーツにメロンの要素を感じる香、瑞々しいタッチで口中に流れ込み舌の上で転がすと中盤に甘み、後半に感じるピリリとした辛みでキレてゆきます。
ドライでしまりのあるミドルボリュームな旨み、穏やかな苦味が溶け込み酸味がバランスを創り出しています。
魚介マリネ、ピッツァ、ジャガイモのソテー、ガーリックシュリンプ、カプレーゼ、焼鳥ならタレより塩!いろいろな食べ合わせを想像してわくわくさせてくれるお酒です。
1年半寝かせた酒粕で造られる堆肥は環境にも優しく等外米でもパワーがあります。等級がつかずに顔の見えない行き場から、こうして日本酒にし皆様にお届けできることをなんだか嬉しく感じております。まだまだ挑戦が続く地元産米ですが、夏のキリリとした純米生原酒を応援して下さい。
日本酒度 -5
酸度 4.0
使用米 ひだほまれ
精米歩合 70%
アルコール度数 16度
酵母